ぎっくり腰になると、「伸ばせば治る」「動かない方がよい」など、さまざまな情報が目に入ります。回復を急ぐあまり、強い刺激を加えることは避けましょう。
1.痛みを我慢して強く伸ばす
発症直後に反動をつけたストレッチや深い前屈・ひねりを行うと、痛みが増すことがあります。動く場合は小さな範囲から始めます。
2.長期間、寝たきりを続ける
短時間休むことはあっても、重大な病気が疑われない場合に長く寝たままでいると、体力が低下します。可能な範囲で日常動作を少しずつ戻します。
3.腰を強く押す・ひねる
原因が分からない段階で、強いマッサージや自己流の矯正を行うのは避けます。しびれや筋力低下がある場合は、先に医療機関へ相談してください。
4.いきなり普段どおりの重労働をする
持ち上げ、前かがみ、長時間運転などは腰への負担が大きくなります。作業を小分けにし、荷物を減らし、周囲へ協力を求めます。
5.冷却・温熱を長時間続ける
冷やしすぎや温めすぎは皮膚トラブルの原因になります。使う場合は直接肌に当てず、皮膚の状態を確認します。
6.薬を自己判断で重ねて使う
成分が重複する場合や、持病・他の薬との組み合わせで問題が起きる場合があります。表示を守り、不明点は医師や薬剤師へ確認してください。
7.危険な症状を「ぎっくり腰」と決めつける
排尿・排便の異常、足の脱力、発熱、安静でも悪化する痛みなどは放置しないでください。腰以外の病気が痛みとして現れることもあります。
迷ったときの考え方
「痛みをゼロにする行動」より、「危険な症状を見逃さず、悪化を避けながら生活へ戻す行動」を優先します。
「痛みをゼロにする行動」より、「危険な症状を見逃さず、悪化を避けながら生活へ戻す行動」を優先します。